1977年にNASAが打ち上げた無人宇宙探査機 ボイジャー1号は、現在地球から191億kmの彼方を 時速6万kmで航行しています。
人工物として初めて太陽圏の外に出たのだそうです。
ボイジャー1号には、地球からの挨拶と共に50曲の音楽を録音した銅製レコードが搭載されています。
その中の一曲が、カヴァティーナ。
この崇高で孤独な曲を聴くたびに、星間空間をどこまでもひとりぼっちで進んで行くボイジャー1号を思います。
ベートーベン弦楽四重奏曲第13番
第5楽章 カヴァティーナ
演奏はアルバン・ベルク弦楽四重奏団
静かな雨の日、ご来店中に聞こえてくるかもしれません。